何から始めればいい？実務経験ゼロからフリーランスになる心構え

独立準備期間を設ける

フリーランスになる前に、最低でも3ヶ月間の準備期間を設けてください。その期間中にフリーランスとして働くために必要な知識とスキルを身につけましょう。この準備を怠るとせっかく案件を獲得しても納期に間に合わなかったり、成果物が未完成で終わったり、確定申告や経費など必要な事務作業ができなかったり、と失敗に終わってしまうだけですよ。
それにフリーランスは企業で働いていた時と異なり、収入が不安定です。十分な収入が確保できない可能性もゼロではありません。リスクに備え、必要最低限の生活費も用意しておいてくださいね。

方針を決める

準備期間を設けたらどのようなフリーランスを目指すのか方針を決めましょう。自分のスキルや経験を棚卸ししながら、どのような仕事をメインでやっていくのか考えてみてください。また、仕事がうまくいかなかった場合の収入についても考えておく必要があります。アルバイトや他の仕事と兼業するのかどうか、クラウドソーシングサイトに登録しておくかどうか、などリスクヘッジすることで、焦らずに行動できますよ。

成功者から学ぶ

フリーランスとして成功している人のノウハウを収集して、成功のきっかけを学ぶことも大切ですよ。
フリーランスとして働く上で避けるべき行動、やらなければならないこと、心構えなどは事前に知っておくだけで全然違います。フリーランスとして働く自分を想像しながら準備していきましょう。

働きながらスキルを身につける

フリーランスとして活躍したいなら独立しても困らないようにスキルを身につけておく必要があります。仕事が終わった後や休日など空き時間を使って勉強しましょう。仕事を辞めてから短期間で必要なスキルを身につける人もいますが、失敗するリスクが高いのであまりおすすめできません。
今の仕事で使っているスキルを使ってフリーランスに転身できないか、検討するのも1つの方法ですよ。実際に仕事で使っているので改めて学び直す必要はありませんし、実用レベルまで磨かれているので即戦力になる可能性が高いです。

副業でフリーランスの仕事をやってみる

スキルがついたら副業としてフリーランスの仕事を受注してみましょう。経験を積むことを目的に、単価は気にせずとにかくやってみてくださいね。
ただし、企業によっては副業が禁止されている場合もあるので、就業規則で認められているかどうか、確認した上で実行するようにしてください。

メインの収入源を作る

フリーランスとしてメインとなる収入源を作り、生活に困らないレベルになるまで続けてみましょう。「3ヶ月後までに達成する」などの目標を立てるとモチベーションを下げることなく続けられますよ。
目標金額を達成したら独立に踏み切りましょう！不安もあるかもしれませんが、目標を達成したという自信を持って前に進んでいってくださいね。